東海 NEWS WEB 河村市長 名古屋市教委の金品授受｢調査検証に目を光らせる｣令和6(2024年2月20日火12時52分 名古屋市教育委員会が教員で作る団体から毎年、校長に推薦する教員の名簿とともに金品を受け取っていた問題について、河村市長は２０日に開会した市議会で疑念を招き遺憾だとした上で「今後の調査検証に目を光らせる」と述べ、みずからも実態解明に積極的に取り組む姿勢を強調しました。 名古屋市議会の２月定例議会が２０日開会し、本会議で河村市長は市の教育委員会の金品授受の問題に触れ「『１人の子どもも死なせないマチ ナゴヤ』の実現に向けて心血を注ぐ中、このような疑惑を招いていることは誠に遺憾で、徹底的に真相を究明すべきだ」と述べました。 その上で「調査検証チームが実態解明に向けて調査を行っていくことになるが、子どもたちや保護者の中には名古屋市の教育行政に不信感を抱いている人もいると思う。みなさまの疑念にこたえられるよう、私もしっかり調査検証に目を光らせる」と述べ、みずからも実態解明に積極的に取り組む姿勢を強調しました。 一方、市議会にはアジア・アジアパラ競技大会に向けた施設整備や、子どものキャリア教育の事業費などを盛り込んだ一般会計の総額で過去最大となる１兆４８００億円余りの新年度・令和６年度予算案が提出されました。 ２月定例議会は、３月２２日まで開かれます。