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ODiN has come to.

②色々なコンデンサーマイクの感想。

②色々なコンデンサーマイクの感想。

色々なコンデンサーマイクも試してきたので感想を書いていくぞ!ちょっと機材に自信がある歌配信、ゲーム配信、雑談配信者たち必見ですよ!

紹介するのは「AKG P420」(25,000円)

AKG…言わずと知れた欧州オーストリア(オーストラリアじゃない)の音響機器メーカー。
一般人からするとヘッドホンの方が有名かもしれない。
アニメ「けいおん!」に登場する秋山澪が使ってたヘッドホンが一時期流行したよね。あれAKGのヘッドホンです。
ちなみにそのヘッドホンの派生型であるQ701はめっちゃ好みの音してる。

う~んAKG…エンジニアにとってはやはりマイクですよマイク!
スタジオに置くべきマイクはAKGかNeumannかと言われるほど両者のマイクは音楽業界の華。コレを導入していないスタジオは使わないほうがいいレベル。(冗談です)
あっ!脱線してしまった…ごめんね。(確信犯)

それではP420紹介です。
AKGというとスタジオ常設マイクであるC414やその廉価版でDTMユーザー向けのC214が有名だね。
型番のアルファベットが「C」ではなく「P」なのは設計思想が違うからだそうです。
「P」は廉価版のC214よりもさらにホームレコーディングに最適化された設計を施されていてより使いやすくなった庶民向けモデル。
ぶっちゃけC214より安い理由はメイド・イン・チャイナだからじゃね?と思う次第。
いや、だからといって「中国製は低品質!」と思う人も居るかもしれないですけどほならね!!!???NeumannかBRAUNERだけ買っとけと!私は言いたい!

P420の音質はと言うと。
C214よりも低音に芯を感じ、AKG特有のキラキラ感抑えめ。(これがいい)
C214は編集でカットしてしまう余計な低域が最初からごっそり消えていて、良く言えば「全部まとまって扱いやすい音」。悪く言えば「中高音主体の音」。
しかもC214は単一指向性しかないのに比べ、こちらはデュアルダイアフラムなので双指向、無指向も切り替えられるお得感…。
AKGのマイクは総じてアコギやピアノといった弦楽器
、有鍵弦打楽器に向いた特性だからこのマイクも弾き語り放送にうってつけな一本だと思います。
庶民向けでも、「立派なエンジニアに育て上げてやる」という心意気を感じる懐の深いマイクでごわす。

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