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「核変換効果はあるが、生体影響及ぼす範囲でないというのが科学者のコンセンサス」
「そういうものがあったが、16Pに核変換効果はほとんどないと書いてある、そのあたりを田内委員に」
森田委員「田内先生ありがとう。今回、主旨が公聴会で頂いたいろんな疑問に答えるということ。規制庁に質問。H3の意見、公聴会の中に、Heに代わることによってなんだかんだ
次に事務局からトリチウムの生態影響に関する報告書について。時間が押してるので紹介のみ。
ur0.link/O1mp
「福島第一の敷地境界における実効線量の評価値は約0.9mSv/y。そのうち液体放射性廃棄物は0.29mSv/y。」
「サブは地下、ドレンは排水、サブドレンで地下排水という意味です」(今日は言葉の説明が多くて丁寧な感じ)
(今日は資料説明がとても長い…委員の議論、質疑が重要なのに、あまり時間が取れないぽい。)
続いて規制庁今井室長が、放射性廃棄物に対する規制について説明。
ur0.link/O1iN
「10を超えると発がんのマウス、一気に増える。飼われているマウス、ガンを起こしやすい。胸腺リンパ腫、3.6を境にピタリとなくなる」
「マウスにトリチウム水を生涯にわたって飲水投与し続けた実験例。ポイントは赤い矢印。3.6と10の間に大きな差があるところ。」
「いったいどこまで濃度影響でるか。15P。ネズミで実験。この実験、世の中でできるところはほとんどない。以前の規制の中でできた」
「DNAに直接入る分子の場合、100倍という論文もある、線量評価難しいので、解釈難しい。2から5倍程度が妥当、世界的な科学者のコンセンサス」
「生物学的効果比、γ線やX線の影響を1としたときの放射線の生態影響の大きさをあらわす比」
「トリチウム被ばくは通常内部被ばく。1980年代を中心にかなり精力的に研究された。生物学的効果比(BRE)は1.1-2.0程度という実験結果が大半」
「HTOは大半が水のまま排泄されるが、一部はOBTに変換されて排泄が遅くなる(最終的には排泄される)」
「身体に取り込まれたOBTは、約50%が代謝でHTOとなり、HTOとしての挙動をとる。残り50%が短半減期成分となり、その後に一部が代謝を経て長半減期成分に移行」
「有機結合型トリチウム、OBT。生体内での生物学的半減期、40日程度(短半減期成分)。もしくは1年程度(長半減期成分。」
「資料11P、身体に取り込まれると約3-6%がOBTに移行、これ古いICRPを用いてしまった、5-6%に訂正。」